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『実話・病父を尋ねて三百里 ~豊後国の二孝女物語~』

画像の説明

内容

二孝女悲願成就200年、親鸞聖人750回忌記念におくる、
親孝行姉妹の感動の物語。(英文要約付き)

豊後国(大分県)の若い姉妹が病の父を尋ねて命をかけた旅に出る。
2ケ月にわたる苦難の旅の末に、常陸国(茨城県)の古寺で7年ぶりの再会を果たすが――。
(帯文より)

書籍概要

単行本: 128ページ
出版社: 新日本文芸協会 (2010/9/30)
ISBN-13: 9784434147760
発売日: 2010/9/30

著者プロフィール

橋本留美(はしもと・るみ)
1970年、茨城県久慈郡水府村(現常陸太田市)生まれ。旧姓野上。
横浜国立大学大学院国際経済法学研究科修了。国際協力NGOのインターンシップ終了後、
シンガポールに渡り、シンガポール松下モーター社勤務などを経て帰国。
共同経営者として翻訳会社を設立、運営する。
その後出産を機に引退し、現在は翻訳者、編集者、ライターなどとして活動中。
リュウメイズ企画代表。新日本文芸協会理事。

プレス紹介記事

2010/12/04付 西日本新聞朝刊より転載紹介
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item...

二孝女は現在の臼杵市に暮らした貧しい農家のつゆ、ときの姉妹
浄土真宗信者だった父親は1804年、親鸞ゆかりの遺跡巡礼の旅に出た。途中、父親は足の病気で歩けなくなり、現在の茨城県常陸太田市の青蓮(しょうれん)寺で、地元住民に助けられ療養。
親子は音信不通になった。

 7年後、京都・西本願寺であった親鸞550回忌大法会で、
臼杵にある一家の菩提(ぼだい)寺と青蓮寺の住職が出会い、所在が発覚。臼杵藩から許可をもらった22歳と19歳の姉妹は、父親を連れ戻すため出発した。当時、盗賊なども多く、女性2人旅は命懸けだったが、1200キロを船や徒歩で2カ月­かけて旅し、父親と再会。無事、臼杵に連れ戻したという。

 2004年に史談会の荘田啓介さん(63)が、姉妹の話が伝わっていないか、青蓮寺に問い合わせたところ、翌年、古い書簡17通を寺から発見。茨城県の郷土史研究グループの分析で、実話と判明した。美談は寺や同グループが語り継ぎ、07年には茨城の県立高校で道徳の副読本に掲載され、今年10月、青蓮寺境内に記念碑も建った。

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